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小柳社会保険労務士事務所
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社労士通信

Vol.21~ダルマメダカについて

 皆さん、メダカを飼ったことはありますか?

 メダカは、多少餌をあげるのを忘れても大丈夫で、氷の張るような真冬でも、お湯になってしまうような真夏でも外で飼育でき、とても飼育しやすい生き物です。一度は飼育したことのある方も少なくないのではないでしょうか。

 我が家でもコロナ期に入る少し前からメダカを飼育しています。今回は、メダカのなかでもまん丸でとっても可愛い「ダルマメダカ」についてお話したいと思います。

 

ダルマメダカとは

今ではメダカにも色々な種類がありますが、ダルマメダカという品種がいるわけではありません。たまに突然変異によって脊柱の骨の数が少なかったり、部分的に癒着したりして産まれてくるメダカがいて、そうしたメダカが、その姿の特徴から「ダルマメダカ」と呼ばれています。

体長が普通のメダカの半分かそれ以下で、丸っこい形をしています。泳ぐ姿も、お尻をフリフリしているように見え、とっても可愛いです。

卵を孵化させるには

一般的にメダカの卵は水温×日数が250以上となったら孵ると言われています。

水温が15度であれば16.5日、20度であれば12.5日ほどで稚魚が孵る計算になります。

28度以上だと、計算上では産卵から孵化するまでの期間が9日以下になります。実際には、ヒーターなどを入れない限り水温を一定に保つことはできません。そのため、孵化するまでの期間を計算することは難しいですが、高温に保てば保つほど、孵化するまでの時間が短くなり、ダルマも発生しやすくなるみたいです。

さらに、ダルマ同士の繁殖であれば、既にダルマになる遺伝子をもっている同士なのでかなりの高確率でダルマの子どもが産まれてくるそうです。

我が家でも、これまでに3回ほどダルマメダカが産まれました。嘘か本当かは分かりませんが、28度以上の高温の水で卵を孵すと発生しやすいと言われています。私もダルマメダカが欲しくて、卵を入れている容器を直射日光に当て温めていました。

しかしながら、ダルマメダカはその丸っこい体形のせいで、オスがメスの体に絡みつくことができず、繁殖させるのがとても難しいと言われています。

我が家で誕生したダルマメダカの卵も、産み付けからしばらく経つと白く濁ってしまう無精卵でした。

もし一般家庭でチャレンジするのであれば、水温を高く保てる夏場に、日の当たる場所で孵化させてみてください。

たとえダルマが産まれなくても、赤ちゃんから育てたメダカはそれだけでとても特別な存在になると思います。暮らしの癒しに、メダカを育ててみてはいかがでしょうか。

社労士コラム担当者 社会保険労務士 中村