私が社会保険労務士という仕事を一生の職業にしようと決め早４０数年が立ちました。
　人間は〝食べる〟〝眠る〟〝遊ぶ〟の他〝働く〟ことをします。
人間は〝働くことを止めるはずは無い〟という理由がこの仕事を一生の職業に決めた最大のポイントでした。
人間が働く以上、労務や人事の問題が発生するだろう、であれば仕事にありつけ、一生食いっぱぐれはないはず、単純で短絡的な私は、こんな理由で一生の職業を決めた訳です。

　さて、ここに来てＡＩの登場です。
ＡＩやロボットが技術革新で信じられないほど発達を遂げ、人間の仕事を奪っていくのではないか。
自動運転が完成すれば運転手さんはどうなるの、生成ＡＩが文章を作れば文筆業はどうなるの、ロボットが工場で働けばどうなるの、たくさんの職業が無くなることが噂されています。

しかし、単純で短絡的な私は思います。

「それでも人間は働くことは止めない、止められない、働く場はなくならない」

　この考えは誰が何と言おうと確固たる私の信念です。

だから皆様も安心して下さいね。

1月社労士コラム担当者 社会保険労務士 小柳